ブラジル式フットサル講習会

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フットサルからサッカーを学ぶ

「フットサルからサッカーを学ぶ」

をテーマに書いてみます。

 

フットサルをプレーすると

狭いスペースでのボールキープや

ドリブルテクニックが身につく、

と言われがちですが、

私はサッカーIQ(フットボールIQ)

も高くなると声を大にして

言いたいです。

 

フットサルでは、

●スペースの使い方、

●スペースの埋め方、

●パスコースの作り方、

●サポートのポジショニング、

これらを考えながらプレーしないと、

パスをもらうことが出来ず、

試合で活躍することは出来ません。

 

なぜならば、フットサルは

コートが狭いことにより、

相手チームの選手が常に

目の前にいたり、

味方からパスをもらった瞬間、

そのトラップしたところを

狙って身体を寄せて来るからです。

 

これらを回避してフリーで

パスを受けるには、

前述したことを考えながら

プレーしなければいけない、

というわけです。

 

サッカーでゴールキックと言うと、

多くの人がGKが相手陣内へ

向かって、遠くへボールを

蹴ってDFラインを押し上げる

(相手のDFラインを下げる)

ものと思うでしょう。

 

特に小学生〜中学生年代で

そのようなプレーが顕著です。

なぜならば、ゴールキックで

GKが近くにいる味方へパスを

出そうとすると、相手チームの

FWが味方DFをピッタリと

マークしているため、

足下にパスを出したらボールを

奪われる可能性が高いからです。

 

ゴールキックの時にGK近くの

DFが止まったまま、相手チームの

FWのポジションも見ないで

GKからパスをもらおうとすれば

そうなります。

 

では、相手チームのFWの

プレッシャーを回避し、

フリーでGKからパスを受け、

ゴールキックからショートパスを

繋いでハーフウェーラインを

越えるにはどうしたら良いでしょうか?

 

●正しいポジショニング

●相手チームのFWを見る

●相手チームの選手に対して数的優位を作る

●パス&ゴー(ワンツーパス)

●正しい身体の向き

これらを駆使することで、

ゴールキックからショートパスを

繋いでハーフウェーラインを

越えることが出来るようになります。

 

<4バックのゴールキックをフットサルのプレーに置き換えて見る>

4バックのうちSBの二人が

ハーフウェーライン付近まで、

高いポジションを取り、

CBの二人がペナルティエリアの

サイドラインに開く。

そして中盤から一人、

ペナルティエリア近くまで

下りて来ることによって、

相手チームのFWと攻撃的な

選手に対して、自チームの

守備陣+中盤で数的優位を

保つことができます。

また、二人・二人・二人の

距離が5m〜10m、15m程度

ですので、精度の高い

ショートパスで繋げるため、

ミスは少なくなります。

SBが外に開いたまま高い

ポジションを取り、

CBがペナルティエリアの

サイドラインに開き、

中盤がペナルティエリア付近まで

下りて来ることで、Wの形が

作れます。

このWの選手たちで相手チームの

1トップ+攻撃ポジションの3人、

or

2トップ+攻撃ポジションの3人、

or

3トップ+攻撃ポジションの1人

をショートパス+ラン(ワンツーパス)で

翻弄することができます。

 

<3バックのゴールキックをフットサルのプレーに置き換えて見る>

3CBのうち、サイドの二人が

ペナルティエリアのサイドラインに

ポジションを取り、

CBの真ん中の選手が

ペナルティエリアの頂点、

そして中盤の選手が両サイドの

ハーフウェーライン付近に

ポジションを取り、

中盤の真ん中の選手が

CBの真ん中の選手に近寄る、

これで4バックの時と同じように

Wの形になる上、3バックだと

ペナルティエリア頂点の

選手にサポートを一人

付けることが可能になるので、

より相手チームに対して

数的優位を作り出すことが

出来ます。

よって、4バックと同様に

ショートパス+ラン(ワンツーパス)で

翻弄することができます。

 

フットサルという競技を

勉強してからサッカーをやると、

ゴールキックでGKがボールを

遠くに蹴ることに利点を

感じなくなります。

負けていて残り時間が数分だったり、

明らかに相手チームのCBより

味方FWの身長が10cm以上も

高ければ話は別です。