ブラジル式フットサル講習会

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PIVO ターンからのシュートのコツ

PIVOに求められているプレーは大きく
二つに分けられます。

 

一つがターンからのシュート。
もう一つがボールキープから味方へのアシストです。

 

今回はPIVOのターンからのシュートについて
書いてみたいと思います。

 

相手ゴール前でDFを背負った状態でパスを受け、
ターンしてシュートを決められたら最高に気持ち良いし
カッコイイですよね。

しかし、DFを背負った状態からターンして
シュートを決めるのは大変難しいプレーです。
なぜならば後ろにいる相手DFも必死だからです。

 

後ろのDFは、
・ボールを奪いたい
・ターンさせたくない
・シュートを打たせたくない
と思ってプレーしています。

 

そのように必死になってプレーしているDFを相手に
ターンしてシュートを決めるにはどうしたら良いでしょうか?

ターンにはちょっとしたコツがあります。
それは、後ろのDFの力を利用することです。

 

そもそもターンが苦手というPIVOの多くは、
DFを背負っている姿勢がターン出来る姿勢ではありません。
どのような姿勢かというと、背中と両肩を後ろのDFに密着し、
体重を預けてしまっているような姿勢です。
このような姿勢は重心が安定しますのでボールキープや
味方のフォローを待つには最適です。
味方が寄って来てポストプレー(アシスト)をするのに
向いている姿勢と言えます。

 

重心が安定するためはバランスが良過ぎてしまい、
かえってターンするのには不向きな姿勢です。

では、ターンするにはどのような姿勢が良いのでしょうか。

 

前述したようにターンするには相手の力を利用することが
大事です。相手の力を利用してターンしますので、
後ろのDFが自分にとって左右どちらから前に出ようと
(ボールを奪おうと)しているのかがわからなくてはいけません。

そこで重要になって来るのが「腕」と「身体の向き」、
そして「爪先の向き」の三つです。

 

まず、後ろのDFとの距離(間合い)を取るために腕を伸ばし、
DFの胸辺りに手の平を置くようにします。
すると、後ろのDFが左右どちらから来るのかを手で感じることが
出来ますので、その逆をつけば良いだけです。

そして身体の向きは半身です。
半身になることでボールを触っている足を
自由に動かすことが出来ます。
後ろのDFに背中をつけた状態ではボールを前後左右に
動かすことは可能でも、ターンするために
斜め後ろに動かすことが難しいです。

 

ターンするには斜め後ろにボールを動かす必要があります。
よって、左右どちらの斜め後ろにボールを動かすには
身体を半身の姿勢にすることが望ましいです。
右利きの選手が右足でボールをキープする場合、
左腕を伸ばして左手でDFを触ります。
そして右足の親指付け根でボールをキープします。
自分にとって左側にターンする場合は親指を使って
ボールを左斜め後ろに転がし、
右側にターンする場合は薬指と小指辺りを使って、
右斜め後ろに「弾く」ようにボールを動かします。
※右側斜め後ろの場合は転がすのではなく、弾きます。

 

最後に気をつけるのは、DFに近い足の爪先の向きです。

(1)踵が後ろのゴールを向いて爪先が自分が守る側の
ゴールを真っ直ぐ向いている状態がターンしやすいのか

(2)爪先が真横を向いている状態がターンしやすいのか

(3)爪先が斜め後ろを向いている状態がターンしやすいのか

※(1)ではないことは確かです。(1)の爪先の向きだと、
軸足側にターンしようとした場合、軸足が邪魔になって
ボールを動かす足と軸足がぶつかってしまいます。
よって、ターンすることが出来ません。

 

(2)と(3)どちらがターンしやすいのか、
個人によって感覚が違いますし、ボールキープもしなければ
いけませんので、状況にもよるかと思います。
こればかりは何度も練習して自分なりの「やりやすい爪先の向き」
を見つけてください。

 

以上がターンするためのコツです。

 

腕を伸ばして手の平で後ろのDFの重心移動を感じること。
半身になってボールを動かしやすくすること。
ターンしやすい姿勢(爪先の向き)であること。

これらが揃っていたら、あとは手の平でDFが右から来る、
左から来る、というのを感じた瞬間に逆側にくるっと回るだけです。

 

PIVOのターンからのシュートは後ろのDFが
ボールを奪おうと前に出る力を利用することが重要です。
力を利用することで簡単に反転することが出来ます。

 

練習でコツを掴み、試合でチャレンジしてみてください。